もし野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら、を読んだ
ネタバレを含むので、読もうと思ってる人、読むかも?と思っている人は、回れ右!
今更この本を読もうと思ったのは、仕事上、スーパービジョンの勉強を迫られていた為で、ある研修の中で、この本が紹介され、もともと興味があったが活字慣れしておらず、スルーしていたが、ヲタ、かつ、仕事にもつながるなら読むしかないよね。
まずスーパービジョンとは?ケアマネージャーの教育の場面で出てきたのが、自分の初見だったが、それ以外にもあるかもしれない。直訳で超視点。相談援助職であるケアマネージャーに対しての相談や教育の場面で使う手法。超越、卓越した視点から、相談相手自らに気付きを促す事で、自ら考える力、応用力、アーティスティックな技術を身につけるもの。(というのが今の自分の認識度)
さて、この本について、ざっくり、マネジメントを学び、野球部を蘇らせる、という話。1970年頃に経営学の父P.Fドラッカーが書いた「マネジメント」といういかにも難しい本を野球部に例え分かりやすく解説した本!
①まず真摯であれ・・・真摯→誠実→真面目で嘘や偽りがない→真剣であること
②マーケティング・・・組織の顧客は誰で、何の為の組織か?顧客は何を求めているのか?
③専門家の通訳になれ・・・他の人間の仕事との統合を行う。
④人の強みを生かす・・・自己目標管理から働きがいを持ち仕事に責任感を持つ。
⑤イノベーション・・・新しい満足を生み出す。
先日「チームマネジメント」で考えを述べたが、方向性は大体合ってたかも!?でも、通訳になれ、イノベーション、あたりは今もよくわかんないや。
これらを野球部に応用、適用し、甲子園を目指していく、サポート側の物語である。ラストは予想通りだったけど、ほろっとしちゃった涙
そして、率直な感想。
「ともに働く者、特に部下は、無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。彼らはそのような者をマネジャー(支配人、経営者、管理人、監督)に選ぶ事を許さない。」
公私ともにビクッとさせられた。この文が頭から離れない。果たして自分は仕事に、野球に、遊びに、真摯であったか…
これからは、真摯に遊ぶ。